塾の先生のつぶやき

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はしゃぎすぎにわかサポーターと責任をとらない権力者たち

はしゃぎすぎのにわかサポーターと責任を負わない権力者                                 (選挙時の何も考えない無党派層と同じ?)

 

日本のサッカーワールドカップが終わり、予選リーグを突破し、16強入りを果たした侍ブルーを空港で大勢の人が出迎え、日本代表に対して祝福ムード一色だった。

 

日本サッカー協会は前監督を突然解任し、前回のブラジル大会と同じ結果で3戦全敗と誰もが予想していた期待できない日本代表が予選を突破した。日本の活躍で一気ににわかサポーターに火が付いた。試合を追うごとに応援がヒートアップしていった。そして、ベスト8をかけて戦ったベルギー戦で、2点先行しながらアディショナルタイムあと30秒のところで逆転負けをしたが、日本のサポーターはそれを善戦したとか、素晴らしい戦いだったとか、「ドーハ―の悲劇の再来」とか、「これがサッカーだ!」とか、褒め称え、仕方がないことだとの声が多勢を占めた。そして、選手たちも誇らしげに空港のロビーを闊歩していた。前評判が低かったことは選手誰もが分かっていたので、決勝トーナメントへ行けたことで、前評判をいい意味で裏切ったことに彼らは安堵したのだろうか。

 

私はこの世の中の祝福ムードに疑問を感じる。果たしてこの結果が祝福できる結果だったのか?予選リーグ突破が目的だったのか?長友や本田が「優勝を目指している」と豪語していたが、選手としては当たり前の思考である。アスリートである以上、試合に出たら優勝を目指すのが本来のプロスポーツの考えである。一回戦突破とか、決勝リーグにいければよいでは、初めから自分で限界を作って進歩そのものを放棄しているとしか考えられない。決勝リーグに駒を進めた選手たちは口々に「新しい歴史をつくる」「ベスト8の偉業を達成する」と目標を口にしていた。

 

そもそも、2014年ブラジル大会が惨敗に終わったあと、日本サッカー協会はどういう目標で新たな監督を選考したのか?もちろん、ワールドカップの出場、そして、2002年日韓W杯ベスト16、2010年南アフリカW杯以来のベスト8を目標にしていたのではないか。今回、またしてもその壁は破れなかったのである。破れる寸前で手からこぼれたのである。2点もリードして、それを守り切れなかった責任は誰にあるのか?ある報道によれば、W杯で2点リードを守れる確率は90%以上である。それを考えると2点のリードを守り切れなかったチームの責任は監督の采配にあるとしか考えられない。しかし、日本のサポーターや多くのジャーナリストやコメンテーター、サッカー解説者は、その責任や失敗の原因を誰も問わないのである。「西野采配は奇跡を生んだ」「大迫、乾、本田、柴崎…半端ない」とサポーターは称えてる。「よく頑張った、日本代表感動をありがとう」「ベルギー戦の敗戦がワールドカップなのだ」と負けたことが美徳のようにテレビなどいろいろな場所で報じられている。

 

「〜たら、〜れば」は勝負の世界ではご法度だが、サッカーファンの私は悔しくてしょうがない。ベルギー戦でホイッスルが鳴ったとき、本当に悔しがっていたのは昌子だけだったのではないか?昌子が地面を叩いて泣いていた映像に私は感動した。花束や声援を受けへらへらしながら勝ち誇ったように空港のロビーを歩く日本代表にはがっかりした。こんな結果で満足しているようでは、世界に対抗できないと感じた。世の中は日々進歩していく。サッカーもまた同じだ!今回のロシアW杯はそれを如実にあらわしている。新旧世代交代、そして、世界のあらゆるところで力が均衡してきたのだ。だから、ジャイアントキリングはいたるところで起きた。ドイツが韓国に負け、スペインがロシアに負け、ポルトガルもウルグアイに負けたのです。そして、コロンビアが日本に負けたのです。

 

FIFAランキング世界3位のベルギー戦に2点を先行しながら、ロスタイムで失点する馬鹿な戦い方をした西野ジャパンの責任は重い。まして、日本サッカー協会はその任命責任を負わないのである。政治の世界も、教育の世界も、スポーツの世界も日本の権力者は責任を決して負わない。日本サッカー協会会長田島幸三さん、ハリル氏に多額のお金をつぎ込み、西野氏にも1億円以上のお金を払って、こんな結果でいいのですか?税金を払っているのは国民、サッカー協会にお金を出しているのは登録選手や審判員なのです。これを読んでいる皆さん、そのことを真剣に考えてほしいものです。日本を運営しているのは、お金(税金)を出している国民なのです。だから国民が主権者なのです。

 

もし、あのとき、本田選手がショートコーナーを選択し、時間稼ぎをして延長戦になったら、日本人の体力がベルギーの選手を上回ったかもしれません。延長戦+PK戦を想定していたら選手交代の仕方も変わったかもしれません。西野監督の「90分で勝ち切る」という賭けが失敗したのです。勝てた試合をみすみす取りこぼしたのだと私は感じています。悔しいです!

とら | 11:33 | - | trackbacks(0) | - | - |
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