塾の先生のつぶやき

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基礎体力の低下…あなたのお子さんは大丈夫?
子供の基礎体力の低下を実感した今回のスキーにて
 
今回のスキーで感じたことは、子供に基礎体力がないということ
とです。
倒れた自分の体を起こす。これに5分を費やすのです。もちろん
スキーの板やストックを持ちながらという特殊な状態で、しかも
初めての体験だったのですが、年々一人で起き上がれない子供が
増えてきたように感じます。普通なら、スキーをしながら何度も
転び、起き上がりを繰り返しながら、起きるタイミングやコツを
体得し、すぐに立てるようになるのですが、今回は最後の最後
まで進歩がなかったように感じます。もちろん、いろいろな
チャレンジをさせ、本人はやろうと必死でもがいているのですが、
当の自分の体が思うように動かないのです。
自分では一生懸命取り組もうとしているのに、体が言うことを
きかないのです。これは何を意味しているのでしょうか?
いわゆる脳と筋肉をつなぐ神経系に問題があるのでしょうか?
運動が得意な子とそうでない子
勉強が得意な子とそうでない子
英語(語学)だけが苦手な子とそうでない子
など様々な得手不得手があるのは現実です。
しかし、生きる基本である基礎体力が不足していたら、当然
スポーツも勉強もうまくいくはずがありません。
やはり、体力がすべてにおいて重要なのです。
体力があって、気力が生まれ、知力が身に付くのです。
体力がなければ、やる気も集中力もなくなり、よって持続力も
欠如し、結果として知力も育たないのです。
ですから、子供のころは外で思いっきり自由に遊ばなければ
ならないのです。
 
文部科学省が子供の体力の低下の原因についてつぎのような
報告書を掲載していました。
子供の体力低下の原因は?
ヽ惺山阿粒惱活動や室内遊び時間の増加による、外遊びや
スポーツ活動時間の減少
空き地や生活道路といった子供たちの手軽な遊び場の減少
少子化や、学校外の学習活動などによる仲間の減少
体力低下からくる問題点
/牲亠’修猟祺
(反射神経が低下し、危険回避能力が低下する)
脳の発達が未熟になり、人格的に影響する
(忍耐・冷静さの欠如・情緒不安定)
H酲の子供が増え、幼児期から生活習慣病
(糖尿病・高脂血症)を引き起こす
すの異常(骨密度の低下)ビタミンDの不足
ビタミンDは日光に当たることで生産される。
ゥ好肇譽垢砲茲訃評が増える→欲求不満耐性の
欠如による下痢、腹痛、不登校などの症状がおこる
そして、最後に次のようなコメントが・・・・
このように子供の生活習慣の乱れは、都市化や核家族化
、夜型の生活など国民のライフスタイルの変化によるものと
考えられる。深夜テレビや24時間営業の店舗など人々の
生活を夜型に導くものが世の中にあふれており、また、
大人のこのような生活に子供を巻き込んでいる家庭の姿も
見て取れる。・・・・
まるで、他人事のようなレポートに呆れるばかりですが、
その内容は納得のいくものです。さすが、国家公務員上級
を見事に合格した方々の論文は火の打ち所がありません。
その通りなのです。では、この現状をどうすればいいのか?
については掲載されていませんでした。あなた方官僚の皆様が
法律をつくり、政治を動かしているのです。「子供の体力低下を
憂慮している」のなら対策を打つべきなのです。が・・・・
報告書だけ作って、あとは知らんふり???
単純なことです。
ヽ惺山阿粒惱活動をなくす。つまり、小学・中学校受験の
ための塾をなくすこと。
→会社の経営者の方や政治家、医者、お金持ちの方は反対?
▲謄譽咼押璽爐筌好泪曚よびパーソナルなゲームを子供に
販売しないこと。
→ゲーム業界の方やゲームおたくの方は反対?
8立・私立問わず学校のグランドを一般に開放すること。
→学校管理者は他人が侵入することに抵抗?
じ園での遊びの制限をなくすこと。
つまり、自転車・スケートボード・サッカー・野球・ゴルフ
テニスなどの禁止を解除すること。
自由に遊ばせる環境をつくり、自己責任を負わせること。
→公園管理者は、責任を取りたくないので反対?
キ・い鮗損椶垢襪燭瓩法監視員などを常駐させること。
→予算がかかるので反対
μ觀燭寮験茲鬚覆すため、24時間営業を禁止すること。
→コンビニ業界の反発、深夜営業をしている業界の反対
Э写詒崛箸魘愡澆垢襪海函
NHK、民間のテレビ局の反対
など七項目を実施すれば、子供にとって健全な社会になる
のですが、
こんな規則をつくったら、世の中の人が猛反発するでしょう。
各業界からバッシングの嵐が起こるでしょう。
しかし、現在のあなた達のお子さんが、人間らしく生きてい
ないとしたら?精神的にも、肉体的にも健全な発達をしてい
ないとしたら?無気力で、短気で、無防備で、善悪の判断も
わからず、自分の世界に入って、他者と関わりを持たず、
自己中心的な考えのまま大人になっていくのです。
頭の良し悪しではありません。
それゆえ、現在、犯罪件数が減少しても、非社会的な犯罪が
増える傾向にあります。
ドイツで起きた副操縦士による飛行機事故。本人の自殺に全く
関係のない人まで巻き込む無神経な無差別殺人。
面白半分に寝たきり老人にいたずらをして、苦しむ動画を
配信するその無神経さ。
まさに、非社会的な犯罪の増加に目を覆うばかりです。
 
私が特に重視しているのは、幼児期から少年期にかけての
話です。中学生や高校生の話ではありません。
集団をつくり、自由な発想で自由に遊ぶ、みんなでルールを
つくり、異学年の子供たちがみんなでともに遊ぶことが必要な
のです。
鬼ごっこ、缶けり、ドロボーと巡査、六ムシなど昔は、頭と
体力を使う遊びがたくさんありました。
決して、大人のルールで子供を規制するのではなく、
大人が遊びを考えてあげることでもありません。
そこには、時間と場所と空間だけが必要なのです。
異学年で、しかも集団で遊ぶことで体力も知力もついて
いくのです。
小さいころからの遊びやいたずらを通して、体の使い方
頭の使い方を自然に学んでいくのです。そして、基礎体力
が身についていくのです。
くれぐれも、ディズニーランドやユニバーサルスタジオに
何度も子供を連れて行っても基礎体力はつきませんし、
体の基本的な動きも身に付きません。
やはり、自然が一番です。
ですから、「かわいい子には、旅をさせよ」なのです。
港北学館は子供に基礎体力をつけていきます。
 
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