塾の先生のつぶやき

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初めて「スマホ」を子供に持たせる親へ
初めて「スマホ」を子供に持たせる親へ
 
5月の予定」でも掲載しましたが、最近、スマホをもつ子供が
増えました。時代の流れなのでそれは仕方がないことだと思い
ますが、その使用方法に私たち大人が絶句してしまうことが
多々おこるようになりました。
 
親子や友達同士のやりとりならまだ許せるのですが、そういう感覚
で他人や目上の人に対しても接してくるのです。
先輩やコーチ、まして教師に対しても同じ感覚なのです。
 
最近、LINEによる情報伝達で、次のようなやりとりが行われま
した。あなたが教師の立場ならどう思いますか?
生徒から本日塾があるかどうかの確認のメールが届いたら?
考えてみてください。
例1)
生徒「明日って祝日でサッカーあるんですけど」
生徒「塾ってありますか?」
生徒「そしてあるなら通常通りですか?」
生徒「教えてください」
ヨロシク(絵文字スタンプ)…誰に対してヨロシク?
教師「明日は通常通りの塾です。来週は休みです。」
生徒「わかりました」
 怒り(絵文字のスタンプ)…誰に対して怒っているのですか?
              塾があることに対してですか?
例2)
生徒「明日って普段通り授業ありますか?」
 疑問符(絵文字のスタンプ)
教師「通常の授業があります。」
生徒「わかりました」
 受け止めきれねぇ(絵文字スタンプ)…授業をやりたくない?
 ひゃっほ〜っ(絵文字スタンプ)…言葉も出ません。
 
二人に共通しているのは、まず、先週塾で確認しているのに全く
忘れていること。つまり、LINEですぐに確認できるという
安心感から記憶に留めないこと。最近、増えました!
そして、最後に「ありがとうございます。」とお礼の言葉を
言わないこと。自分が忘れて教師に尋ねているのだから
お礼の一つも言うのが礼儀。携帯電話でなくても当たり前
のことだと思います。
さらに、二人ともメールを送信してきたのは23時過ぎです。
仕事時間は過ぎています。
「夜遅くすみません」「今、大丈夫ですか」とか前置きもなく
…自分の都合ですべてが行われているのです。
まさに自己中心的な発想です。しかし、そのことに当の本人は
気づいていない。では、誰が教えるのか?当然、親でしょ!
 
この手のやりとりは決して特異なことではなく、携帯やスマホ
を手にした子供たちのだれもが普通にしているのです。
そこが最近の子供事情の怖いところなのです。
親が知らなかったでは済まされません。未熟な子供に
パーソナルな媒体を預けている親の責任です。
 
最近、上下の関係も、師弟の関係もさらに親子の関係すらも、
子供たちには理解されてないことがままあります。
仲の良い親子が増えていることを見れば一目瞭然です。
高校生の女子が「お父さん大好き!」とか、中学生になっても
父親と風呂へ入る女の子とか、そういう人間関係が存在している
ことが本来の姿なのか疑問を感じます。
親子の境目がなくなることで、友達感覚で相手と付き合うのです。
以前、こんな生徒がいました。
会話の中で教師の名前を呼び捨てするのです。
その生徒「とらはさー、どう考えてる?…」
普通の生徒「とら先生は、どう考えますか?…」
この子の家庭は母子家庭で、母親のことも「母は…」「お母さん…」
ではなく「うちの理恵は…」と呼び捨てにしていました。
外国のような感覚になりますが、ここは敬語が発達している
日本なのです。私はすごく違和感を覚えました。
こんな会話力で世の中をどうやって渡っていくのだろうと心配に
なりました。実はこの友達感覚はいたるところで蔓延している
のです。
学校、職場、習い事、スポーツクラブ、部活動などなど
 
確かに、極端で、理不尽な上下関係は許されるものではありません。
昨年、厳しすぎる指導で生徒が自殺した大阪の桜宮高校のバスケット
ボール部やその後の柔道界や野球部での絶対服従の師弟関係などが
マスコミで取り沙汰されました。
 
しかし、人としての礼儀作法は、電話・ビデオなどの媒体が変化した
としても不変のものであるべきです。
「親しき仲にも礼儀あり」この言葉を親御さんに伝えたいです。
父親「毎日、家族のためにおいしい料理ありがとう、お母さん」
母親「いいえ、あなたが一生懸命働いているからこそ私も
頑張れるわ。こちらこそありがとう。」
とこんな会話が成立している夫婦関係が理想だと思います。
日本の良いところは、どんな事をするにも
「礼に始まり、礼に終わる」ではないでしょうか。
相手に対して礼儀をわきまえるとは相手を尊敬することと同義
だと私は考えています。つまり、それは二人の人間関係の中で
上下関係ではなく、尊重しあう関係だということだと言うこと
です。それは、師弟関係でもあり、社会の中の上下関係でも
あると思います。
もちろん、親子関係もそうあるべきなのです。
 
こんな考えは古風ですか?
 
子育て | 17:07 | - | trackbacks(0) | - | - |
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